+++頑張ったりりー+++
出産秘話

2003年2月14日出産前日
21:45
夜かなり息が荒くなり産箱へ入ったり出たり。
突然聞き耳を立てお気に入りのハートちゃんを咥えて産箱に行くがまた出てくる。

息がどんどん荒くなんだかかわいそうなくらい。
22:45
その後落ち着いたのか眠っているようだ。
23:50
お腹の赤ちゃんが動いているのがわかる。

2月15日0:13
突然起きてソファーの下にもぐる
ハウスに戻っても聞き耳を立てている様子

0:50
急に玄関のドアの前でお座りをし外に出たいことを訴える。
おしっこを済ませハウスに戻るが、毛布を引っかきぐるぐる回る

2:00
産箱の新聞が気に入らないと(そうなのか)掻き出している。
体温37.4℃
もうそろそろか。

息は相変わらず荒い・・・・はあはあ〜〜〜

5:00
新聞を掻き出す。

7:30
散歩から帰ってきたりりーは急に産箱の中に入ってグルグル回りだす。
いよいよ生まれるのか・・・・

8:10
私たちも不安になった。とりあえず何かあったら大変なので行きつけの動物病院に連絡。
そろそろ生まれそうだという事をお伝えして電話を切った。
りりーの体が震え出し力んでいる様子。

8:20
いよいよ頭が出てきた。少し破水しているようだ。ドキドキ・・・・
8:30 チビ誕生
生まれた〜〜〜。さてちゃんと世話をしてくれるのだろうか。
なんとりりーは赤ちゃんを見るなり驚いたようで新聞を掛けてみたり鼻で転がし始めた。
おお〜〜〜〜い。
羊膜は破れていたものの顔が出ていない。息してるよね。
とにかく焦った私はりりパパに「早く早く羊膜破って〜〜〜〜」と。
とりあえず羊膜を破ってりりーの目の前に。「早く舐めて〜〜〜、へその緒は〜〜?」
私は動揺していた。
このあとももし世話をしてくれなかったらどうしよう。私の頭は不安でいっぱいになった。

りりーははじめ自分でもどうしてよいのかわからなかったのかもしれない。
しかし、ここでまた私はパニックに陥るのであった。なんとりりーがもういきみ始めた。
「え〜〜〜もう次産むんけ?どうするどうするこの子のへその緒は〜〜〜〜」
「ハサミハサミ〜〜〜、糸糸〜〜〜」
二人はおろおろしながらもチビのヘソの緒をきつく木綿糸で縛り(これが結構難しい)
りりパパにはさみで切ってもらった。
そして私は優しく身体を拭いてあげた。
もう〜〜早いんだって〜〜〜。オロオロ。

8:45 大将誕生
でた〜〜〜〜大将300g。
ドサッ!大きい。大きなねずみのようだ。
またまた羊膜が破れていない。今度は破水もしてないし・・・
溺れてるかも〜〜〜。
またまた「早く早くぅ〜〜〜」言うだけの人です・・・爆

今度は息してないないようで鼻に詰まったか。
「振って振って〜〜〜」また言う人。
りりパパ振ってはみるが、こちらから見てるとただ上から下に降ろしているだけなような・・・
「もっと振って〜〜〜」
なかなかテレビで見るように振れないよね、怖くって。

まったく遠心力で羊水が抜けるという風には見えなかった・・・爆
もっとこう振る感じで〜〜〜って言ってもなかなかできない。
どうするよ〜〜〜〜泣
「どうする?ブリーダーさん呼んでくる?」
と私は走っていったもののブリーダーさんがいない。散歩にでも行ってるのかしら・・・
また走って戻る。(出産まじかということは言ってなかった)
りりパパも振る振る。
と、がんばった甲斐あってようやく産声を上げてくれた。

ここで私も少し落ち着き写真を撮り始める。
産まれるところとかは気が散るかと思いカメラを向けなかった。

ここでしばらくりりーも慣れて来たのか舐めたり、へその緒も噛み切ってくれた。
生まれてすぐのチビ(オレンジ)と大将(紺)

りりーはチビと大将の胎盤を一生懸命
食べている。
見てるとこっちが気持ち悪くなってきた。爆
9:35 第3子オグの誕生である。
オグ250g。黄色
オグのときはようやく母性が出てきたのかちゃんとへその緒も噛み切り
ぺろぺろ舐めて世話を焼いていた。ホッ!
落ち着いているのでりりーの元に戻してあげた。
なんだか嬉しそう。 もうお母さんのおっぱいを探して吸い付いてます。
<ここから、書いたメモがどうしても見つからずに記憶がもうあいまいになってきているのだが思い出しながら書きます>
4匹お腹のなかにいることはわかっていたので後1匹。
しかし・・・りりーは次生む兆しがない。
あまり遅くなったら心配なので病院に一応電話をして聞いてみる。
もう少し待ちましょうということで少し待つ。
オグ誕生から1時間後、またうろうろし始める。

10:30 パー子誕生・・・280gこれまたでかい。
りりーはまたちゃんとお世話をして胎盤も食べようとするのだがもうお腹いっぱい?になったようでくるしそう。
なのでこれはそっと処分した。
そして自分のベッドに入って行き子供達におっぱいをあげてお世話をしていました。
お疲れさん。

さすがに3匹目からはりりーも慣れ私たちも落ち着き慌てることもなく無事出産に立ち会うことができました。
とてもよい経験をさせてもらえたりりーにそして元気に生まれてきてくれた4匹の子犬たちに感謝です。
ありがとう。








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