越前三国町探訪

2006年3月12日(土) 
今日の天気は晴れ。気温も17度くらいになるということでドライブがてらお蕎麦を食べに行こうとお昼前に出かけました。

国道8号線から加賀ICを通り過ぎて
北潟湖を目指しました。

ここにアイリスブリッジという赤いつり橋があります。この駐車場を越えてしばらく行くとひっそりとお蕎麦屋さんがあります。
が、しかし・・・・・

ガガーーーン!
お休みじゃないですか。
張り紙を見ると1月から3月まで改装で休業中との事。

ありゃりゃ。
ここのお蕎麦おいしかったのに〜〜。

残念!!

じゃ〜まずここのアイリスブリッジを渡ってちょっとお散歩して行きましょう。
ちなみに前回来たのはきららがまだ生まれる前の2002年11月23日でした。3年前でした。

北潟湖 アイリスブリッジ
この橋を渡ると向こう側が大きな公園になっています。

前回は11月下旬、今回は3月中旬とシーズンオフなので
お花も咲いてなくひっそり静まり返っていたのでただの公園かと
思いきや、りっぱなフラワーパークらしいです。

北潟湖畔公園フラワーパーク


いつもの記念写真
この変な形のもの。
名前は忘れましたが”ぶよぶよ”?とかって書いてありました。
触ってみるとたしかにぶよぶよ。

はは〜ん、こうやって寝るんだな。
ちなみにわたくし、このへこんだ所に乗って寝てみました。
なかなか背中もフィットして気持ちがいい。
さて、お腹も空いたし東尋坊方向へ行きましょか。
三国町へ
さて、東尋坊のほうから回ってきたけどきっと三国の海岸線にお店があるはずだと
東尋坊を通り過ぎて車を走らせました。たくさん民宿が並んで入るものの
特にお食事だけのお店というのが見つからず
(高そうなお店や、時間的に準備中?ってところはありましたが)
じゃ〜民宿&お食事処というところに入ろうかということになりました。
いいや〜、これが失敗だった。いや、私たちのケチさが失敗を招いたのですが。。。
もともと蕎麦を食べに来たはずなのに、いつの間にか海鮮丼に変わって。。。爆
海鮮丼が頭にあって民宿ならきっと海の幸を食べさせてくれるだろうと期待していたものの
メニューを見て海鮮丼はなく(当たり前かも・・・)定食と後はカニ料理です。
三国といえば蟹。みんな蟹を食べに来るところなのですが(本当は食べたかった)
蕎麦の予算であったため(ケチ!)日替わり定食にしたのです。これがいけなかった。。。
お刺身定食にしようか?って言ってはいたんだけどきっと日替わりにも少しお刺身ついてくるかも、
焼き魚が食べたいねとか言ってたのですが・・・
ちなみに日替わりは何ですか?って聞いたら「板場さんのお任せです」って言われて。
とにかく海のものは間違いないだろうと。。

しか〜〜〜し、出てきたのはこれ


いや、おいしかったですよ〜。
煮魚のカレイも肉厚で子も付いていたし
お魚の天ぷらもおいしかったし・・・
これにご飯と魚と甘えびの味噌汁。
でもお刺身も焼き魚もないじゃん。。。
残念。でもこれで1050円。こんなものか〜
と納得はしましたが・・・

レンコンのすり身?に甘エビ入

大きなナスのチーズのせ

白身魚の天ぷら

カレイの煮付け
実はこの料理が出てくるまですごく待ったんです。
民宿のお座敷に通されて30分以上待ったでしょうか。魚下ろしてるのかな?
時間も1時半ごろで誰もいなかったからきっと板さん休憩に入ってたのかしらとか。
食事が出てきたのは2時回ってました。

そして、私たちがもう少しで食べ終わるという時にお客さんがやってきました。
若いカップルです。私たちがいたお部屋は戸を開けると開放的なところだったんですけど
民宿の方気を利かせてか襖を全部閉めてあったのです。(閉めなくってもいいって〜〜爆)
そこは6畳2間の続き部屋。
はい、若いカップルさんが横の部屋に入ってきました。
もちろん襖閉められました。私たちはひとつの部屋にし〜んと静まり返っての食事となってしまいました。
向うも小さな声でお話。襖が開いていればなんてことがないのですが同じ空間に何だか変な感じでした。

それがそれがーーーーーー
なんとお隣の若いカップルさん(←ここにこだわるね。。爆)男性が蟹の天ぷら丼。
女の子は刺身定食ってどんなんですか?って質問。
私たち耳ダンボ状態。
「お刺身と焼き魚に煮魚です」と。。。
おまけにここの奥さん「日替わりにはお刺身つきません」って。

ガーーーン
二人で顔を見合わせ
「う〜〜〜〜失敗したぁーーー」と。
何だか今までまあおいしいねって言ってたのに急に
「なんでここになすびがあるんだーーーレンコンなんだーーーー」
って気持ちになって。
まあおなかいっぱいになりましたがね。

実は前に新潟に旅行に行ったときも同じような失敗をしてまして。やっぱり海鮮丼を食べようと
お店に入ったのにいっぱいで食べれずに近くの民宿に入ったんです。
そこでも同じように1時間ほど待たされて期待はずれの食事で。。。
とっても変なお店だったんですけどね。話せば長くなるのでやめますが・・・爆

もう、民宿はやめようねってことになりました。
いや、ケチった私たちが悪いんですけどね。
(予算に余裕のある方はいいと思いますよ)

そして、またわたしたちに追い討ちをかけることが。。。

そこにあった三国マップを見て三国の街の方へ行ってみようということになりました。
さ〜気を取り直してしゅっぱーつ!

そこの民宿はカーブの手前で先が見えなかったためそこにしたんですけど
(もう何もなさそうだったので)
カーブを曲がってすぐに

海鮮丼ののぼりがーーーーー
それもなんか今風の居酒屋さんみたいな店構えで

またしても
失敗したーーーー

やっぱり行き当たりばったりはダメね〜。
またリベンジで来るわ。

さて、気を取り直して三国町です。

三国町探訪
民宿に置いてあった三国探索マップ。これを見ると三国の街中にも見所があるということを発見。
今まで東尋坊しか知らなかったので行ってみることにしました。

ここに繋いで中を見て来よう〜。
 ちょっと待っててね。

旧森田銀行
中世以来廻船業を生業としてきた豪商森田家が1894年(明治27年)に森田銀行を創業。
1920年(大正9年)洋風のこの建物が本店として落成しました。
外観は西洋の古典主義なデザイン、内部は豪華な漆喰模様があります。
県内に既存する鉄筋コンクリート造の最古のものです。

入ってすぐのカウンター
ケヤキの1枚板
黒い扉は金庫室
上を見上げると

素晴らしい漆喰装飾が圧巻
吹き抜けになってます。

重役室
蛇紋石でできた暖炉
 

2階の会議室

当時から使用されているテーブルとイス

腰板には象嵌が施されている。

ガラスも当時のまま
 

2階の吹き抜け部分
ブランケットの漆喰装飾がきれい

2階から下を見たところ
左右にある扉が入り口 

森田銀行のすぐ近くに岸名家があります。
そこへ行ってみましょう。

今度はここに繋いでおきましょう。
道幅は狭く結構車が通っていました。


ここは道ではありません。
旧岸名家
旧岸名家は、越前三国湊で材木商を営んだ
新保屋岸名惣助が代々住んでいた町家です。
江戸時代には日本海運に活躍した北前船が出入りする寄港地として繁栄していました。江戸後期〜明治に建築された。
「かぐら建て」で水琴窟を備えるなど、三国湊の町家の特徴を多く残しています。

玄関を入るとすぐに台所・洗い場
 

家の中に井戸があったんですね〜。
 

奥にお風呂とトイレ
五右衛門風呂でしょうか?

1階の座敷


 
 

よくわからないかもしれませんが、
細い細い板の階段
足を横にしないと登れません。
昔の人は足が小さかったかもしれませんね。
(そんなことは関係ないと思いますが・・・笑)

2階の座敷
日和山吟社ゆかりの展示室
三国ゆかりの文化人展示室があります。
 
 
 
さて、ここにはトイレもあります。
トイレから出てくると外でワンワン吠えるりりーの声が。

行ってみると、そこを通った観光客らしき人がきららを抱っこしようとしていました。
それをりりーが、ダメダメ〜〜と怒っていたらしい。
りりー母さん、頑張ったね。

きららを抱こうとしたおじさん。
「意外と重いな〜」だって。
元三国大野屋
三国祭の山車蔵


さて、もういい時間になってしまったので帰ろうかね〜。
車を停めた「みくに文化未来館」まで戻ります。
途中でこんな素敵なお店を発見。
アイスクリーム屋さんだ〜〜〜。
これは食べなくては・・・

イタリアン・デザート・カルナさん。

そして

車を停めたすぐ近くにお蕎麦屋さんあるじゃ〜ん。
実はリベンジ用に福井のガイドブック買って来ましたよ〜。
出てました。このそば屋さんも・・・あ〜食べたかったわ〜。

まだまだ昔懐かしい町並みや見所があるようで、
また三国に来るつもりです。

さて、また海岸線を通って戻りましょうか。

今回は東尋坊は寄りませんでした。
また今度ということで。
車をしばらく走らせると大きな千石船がありました。
ここから荒磯遊歩道に下りれます。

上って行くのが怖くってりりパパに抱っこされながら船へ
でも、何かわかりませんね。

越前松島
鳥居をくぐると雄大な岩場が姿を見せます。あたり一帯は、美しい小島が点在。
石橋で岩山を登山できるコース、また海食洞遺跡探訪ができるコースなど
さまざまな奇岩・洞窟などの海岸美が楽しめます。

越前松島
 とてもじゃないけど岩山は勾配があって
犬連れでは上れませんでした。 
駐車場に車を停め細い道を降りていくところに何軒か蟹を食べさせてくれる民宿が建ち並んでいました。なんとその前にいけすが。
中を覗いてみると・・・・・・
でっか〜〜い、蟹が泳いで(?)いました。
好きな蟹を選んでその場でお刺身、ゆで蟹、焼き蟹の料理をしてくれるそうです。
ちなみに番号がついています。
12番、15番 それがお値段。
20番・・2万円。安いと思います。お店で食べれば倍の値段になると思いますよ。
たべた〜〜〜い。

ちなみにこれが20番。
すごく大きかったです。いけすの端から端。
50cm以上(足を曲げて)あったと思います。





観音洞窟遺跡(弁慶の抜穴)
パンパン






行き当たりばったりでしたが、お天気もよくとっても楽しいドライブになりました。
また福井巡りしたいと思います。
長いレポ見てくれてありがとうございます。

おわり。











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